ウィーン中央墓地/Zentralfriedhof
Zentralfriedhof/ツェントラル・フリードホフ(独)
Simmeringer Hauptstrasse 234
3月,10月〜11月02日:7−18時、4,9月:7−19時、5〜8月:7−20時、11月03日〜2月:8−17時
中央墓地にはウィーンの歴史が眠ってます。観光にプライベートガイドを手配すれば、奮発するだけの価値があり、素晴らしい観光が実感できるでしょう。
中央墓地への移動方法
数人での移動ならタクシー移動がお奨め。中央墓地の管理費数ユーロを門で支払い、タクシーでそのまま中央墓地へ乗り入れられます。中央墓地の見学をする間は、タクシーを待たせ、そのタクシーでまた市心へ戻ります。4人で利用すれば30〜40ユーロ程度でしょうから、一人あたりの料金は一般的な観光名所の入場料金程度と考えられます。
2000年12月に地下鉄U3号線の延長工事が終わり、地下鉄から乗り継いだ方が、リンク通りから71番の路面電車にずっと乗り続けるよりも少し速いです。地下鉄U3号線の終点スィンマリンク (Simmering) 駅で、路面電車71番に乗り換え、中央墓地(Zentralfriedhof) 第2門(Zweite Tor) まで移動する方法です。路面電車は、第1門 (Erste Tor) では下車せずその次の第2門で下車です。迷わずスムーズに移動できれば、市心から片道30分程度でしょう。
楽聖達が眠っているのは中央墓地の区画「32A」、第2門から正面奥に見える、丸いドーム型の屋根の教会に向かう並木道を200m行った左に「ミュージシャン」のお墓がある。
映画「第3の男」撮影場所
2時大戦直後にウィーンで撮影された映画「第3の男」の撮影現場は、ヨゼフ広場界隈、堤防のマリア教会前、カフェー・モーツアルト、ウィーン川の坑道、プラター遊園地の大観覧車などです。中央墓地での撮影は、カール・ルェーガー記念教会裏手の並木道。この並木道は第1門から旧ユダヤ墓地の横を通り教会裏に真っ直ぐ伸びる中央墓地最長の並木道です。撮影の季節は初冬の穏やかな日のようです。なお、中央墓地の並木道はどれも全部同じなので、どの並木道の写真を撮っても同じ写真になります。ガイド同行で車が無い限り、時間に制限がある一般的な観光では薦められません。
中央墓地に眠る偉大な先人
真ん中がモーツアルト記念碑(お墓は聖マルクス墓地)。その奥左右がベートーベンとシューベルト。右手奥がブラームスとJ・シュトラウス。
さらに、J・シュトラウスの裏がJ・ランナーとJ・シュトラウス1世。そのあたり一帯にフランツ・フォン・スッペ、ベートーベンの伝記に出てくるウィンナーメカニックピアノ制作家シュトライヒャー、歌曲のヒューゴー・ヴォルフ、オペラ改革者グルック、ヨゼフ・シュトラウス、エドワルド・シュトラウス、コンツェルトハウス建築家ヘルマン・ヘルマー、カール・ミレッカー等の音楽家のお墓。その他、世界遺産に指定されたアルプス越え登山鉄道を通したカール・リッター・フォン・ゲーガ、スエズ運河を通したネグレリ、世界一美しい美術館内装を手がけたカール・フォン・ハゼナウアー、劇作家ネストロイ・・・・等々がひしめき合っている。
その他、近くに楽友協会/国会議事堂等の建築家テオフィル・ハンセン、胃の切除テオドール・ビルロートのお墓、トーネット家のお墓、12面体のシェーベルクのお墓。その12面体のお墓をデザインした巨匠ヴォトルバ、ヨゼフ・ホフマン、フリードリヒ・オーマン、H・マカルト、アーマリンク、アンツェングルーバー、ペーター・アルテンベルク、カール・クラウス、いまでもファンが絶えないヴィリ・ボシュコフスキー、少し離れて、ルイゼ・ワルカー、カール・チェルニー、アントニオ・サリエリ、アドルフ・ロース等々・・・。まさに圧巻。
中央墓地の日本語資料購入
中央墓地第2門の守衛さんが日本語のガイドブックを売ってくれる。日本人観光客の便宜を図り作られた「ウィーン中央墓地案内」で、世界最大という名士の区画から約700人の説明が全て日本語で書かれている。墓地にはその町の歴史が眠っているため、歴史に興味のある人にはお勧め。残念ながら売り切れのときもある。
中央墓地のついでに聖マルクス墓地観光
方向が同じですから、ついでに聖マルクス墓地に寄って、モーツアルトやミシンの発明者マダースペルガー、A・ディアベリ・・・等のお墓を巡っても良いかも知れません。場所は中央墓地と同じ市電71番路線上です。
